最終更新日 2025年1月3日 by rauhan
セクハラ対策は企業が抱えるべき大きな問題でしょう。
セクハラに厳しくなっている現代だからこそ、しっかりと対策をする必要があります。
専門家に相談するのもひとつの方法であり、コンサルティングを受けることで社内の現状を把握し、具体的な解決策を見つけることができます。
何よりも大切なのは職場の状況を把握することにあり、ここが不明確になっていると適切な対策ができません。
参考>>セクハラ対策について!会社がやるべき10項目のまとめ
目次
セクハラ対策のコンサルティング
セクハラ対策サービスを導入している会社では、コンサルティングを提供しています。
目には見えないセクハラをいち早く発見し、なぜ発生したのか原因を突き止めてくれます。
何事も原因があって発生しますので、ここを把握することが大切になるのです。
そのうえで防止対策を徹底して発生させないようにします。
セクハラは企業にとって多大なるデメリットがあり、社員が能力をフルに発揮できなくなる可能性があります。
能力をフルに引き出すためには健全な職場環境が必要になるわけです。
女性から男性へのセクハラも少なくない
セクハラと聞くと男性が女性に対して行うものだと思うかもしれませんが、その逆のケースは少なくありません。
ただ男性から女性に対して行われることが多いのは事実です。
相手を性的対象として認識していると、必然的に対等に見ることができなくなります。
つまり相手を下に見てしまうので、攻撃的な言葉を浴びせてしまう状況が多くなるのです。
いずれにしてもセクハラが発生する背景には、相手に対する好意があることが少なくありません。
社内恋愛はタブーとする会社が多いですが、その理由には少なからずセクハラの問題があります。
相手に恋愛感情を持つようになると、必然的に言動にも影響されてきます。
上司と部下の関係ではセクハラが発生しやすい
それを理性で律することができれば問題ありませんが、理性で処理できる状況を超えてしまうと問題があるわけです。
特に上司と部下の関係ではセクハラが発生しやすいので、上司側は注意する必要があるでしょう。
自分では違うと考えていても、周りから見るとセクハラだと認識されるケースが多々あります。
現在はセクハラ対策が徹底されていますが、これは法律で対策するように求められているからです。
何より社員のモチベーションを下げてしまい、生産性にも影響してきます。
頻繁に人材が出入りしている職場というのは、セクハラが頻発しているケースがよくあります。
インターネットの普及で悪評が拡散されやすい
転職した元社員に悪評を流されてしまうと、企業の信頼を失うことになりかねません。
インターネットが普及したことで、悪評は拡散されやすくなっています。
ポジティブな情報と比べて、ネガティブな情報は圧倒的に拡散されやすい性質があるのです。
企業としての信頼を失ってしまえば、売上にも影響してくるでしょう。
訴訟に発展するリスクもあるなど、金銭や時間のロスも大きくなってきます。
ひとたび悪評が立ってしまうと、優秀な人材を集めるのが難しくなるでしょう。
有能な人材が長期勤続している会社には、相応の魅力があると考えられます。
セクハラ対策で大切なのは?
セクハラ対策で大切なのは問題を早期発見し、すぐに対策をすることです。
対策が遅れることにより被害が拡大するケースが多いからです。
対応を遅らせることにはデメリットしかなく、問題の収拾がより困難になるでしょう。
本格的にセクハラ対策をするためには、専門家のコンサルティングを受けるのがおすすめです。
放置しておくとセクハラをしても大丈夫という社風に傾いていく可能性があります。
ひとたび定着した社風は簡単には払拭できるものではなく、改善に時間を要するので大勢の人材が流出していくでしょう。
社員を守ることは会社の資産を守ることにつながりますので、ここは十分に認識しておく必要があります。
セクハラ対策は気づいてから対策するのはもちろん、気づかないセクハラを早期発見するための工夫も大切です。